ちょっと残念なニュースが入りました。2019年日本の幸福度は過去最低の58位だそうです。
前年の2018年は54位だったのに、さらに4位さがってしまいました。日本は156か国中の58位です。どうすれば日本はもっと幸福を感じられるのでしょうか?
日本の幸福度過去最低。一方アメリカは何位?
19位
日本は58位の幸福度。アメリカは五本の指に入るとはいいませんが、19位だそうです。アメリカではフルタイムの仕事をしていても外が明るいうちに家に帰ってこれます。
そして帰宅後も家族や友人と過ごす時間が十分にあるのですから納得できますね。
たしかにワーカホリックといって常に携帯やパソコンをにらめっこして過剰に働く人や、逆に仕事がなくて貧困にあえぐ人たちもいます。
でも平均的にいえばフルタイムは8時間以内の仕事のことをさし、過剰な残業や過剰な接待制度もないのですから幸せを感じる余裕がありますよね。
仕事でいえば「なぜ働いているのか?」の答えにあたるところをしっかりと実践できるのが幸福度には欠かせないのではないでしょうか。
「家族のため」だったら家族と過ごす時間が取れる、「趣味のため」だったら趣味をする時間が取れる、そんなことがアメリカの幸福度につながっていると思います。
日本はすでに幸福なのです
幸福を「感じられない」ことが不幸のはじまり
日本を一歩も出たことがなかったり、海外の事情に興味がない人はわからないかもしれないことがあります。
日本はすでに幸福なんです。
「え?どこが?」と思ってしまう人は幸福を感じるアンテナがにぶってしまっているのかもしれません。
考えてみてください。ほとんどの国民が毎日とりあえずはご飯を食べられて、屋根のある家があってあたたかい布団で寝られることができるんですよ。
仕事が忙しいとか、息子の成績が、とか家計が苦しいとか細かい愚痴(ぐち)はあるにせよ、とりあえずは生きていけます。
これが日本から一歩外に出ると違います。その日の食事をまともに食べられなかったり、病気になっても医療を受けられなかったり、誘拐は日常茶飯事なんて国もあります。
アメリカも幸福度は19位ですが、日本ほどのほほんと暮らすのは難しいですね。
常に家や車のかぎをロックしておくのは常識ですし、暗くなってからの一人歩きは男性でもやめたほうがいいです。
暗い道やいかにも治安が悪そうなところを一人で歩いたがために問題が起きても問題を起こした相手に文句はいえないのです。
常に自分の身は自分で守らなければなりません。電車で居眠りができてお財布をなくしても交番に届いている国、日本とはずいぶん違うのです。
日本の幸福度をあげるために
幸福を感じる訓練を
では、2012年から(2014年をのぞく)毎年発表される「幸福度」。日本が58位と過去最低だったことをふまえて私たちにはなにができるでしょうか。
ふーん・・・でおわらせてしまったらまた同じような結果になるだけですよね。
こういう順位が出たら現状の日本の何が問題でどんな課題があるのか考える必要があります。
せっかくこれを読んでくださっている人には数分で十分ですから幸福になるために何ができるかを考えてみてください。
幸福度というのは大金持ちだったらいいのかというとそれだけではありませんよね。
たしかにお金はあればあるほど生活の自由度はあがりますが、幸福を感じる感じないは自分の感じ方次第です。
「今日もごはんを食べられる」「今日も家族が健康ですごせる」「今日も何事もなかった」などなど、生きているだけですばらしいんだという気持ちを持てるように小さな幸せを感じる訓練をしていただけたらと思います。
おわりに
日本の幸福度が過去最低の58位というニュースから、私たちにある問題や解決法を考えてみました。
こういったニュースを聞いて「ふーん」で終わらせてしまうのはもったいないです。ニュースになるということは問題提起をされたということですよね。
数分でいいのでひとりひとりがちょっと考えてみましょう。ひいてはそれが日本全体の幸福度を上げることにつながるのではないでしょうか。
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