アメリカでのホームステイ。高校生はどんなことに気をつけたらよいのでしょうか?アメリカでは食が二極化してきているので当たったホストファミリーによってまったく食事が違うこともあります。
今回はアメリカでホームステイをする高校生が気をつけたいことを食事の面からご紹介していきます。
アメリカホームステイ高校生は食事に気をつけたい理由
ジャンクに手をつけがち
アメリカでホームステイをするときに高校生が気をつけたいことはやはりジャンクに手をつけがちなところですね。
年代的にも大人たちがすすめるヘルシーな食事よりジャンクを食べるのがかっこいい気がします。なにより安くておなかが満たされるのが魅力でもあったりします。
私も高校生のころはおこづかいで買うジャンクフードやジャンクドリンクはわくわくしたものです。
おうちの方が食事をしっかり出してくれる家庭ほど、ジャンクフードは魅力的に映るかもしれませんね。
アメリカの学校では何十年か前に肥満防止政策として自動販売機からソーダが消えましたがそれでもまだジャンクフードの誘惑はいろいろなところでみられます。
アメリカホームステイ高校生だけに気をつけたい食事
体重やにきびの増加が心配
アメリカで高校生がホームステイをするときに気をつけたいのは急激な生活環境の変化による体重やにきびの増加です。
アメリカはとても広くて地域の気候や雰囲気もさまざまです。意外なことかもしれませんがアメリカは場所によっては水の硬さがまったく違います。
車で5分走るだけで硬水よりだったり軟水よりだったりという地域もあります。硬水はミネラルがたくさん入っているので髪を洗うと髪がきしみがち。
でも一方で硬水を使うことでにきびが良くなったという情報も聞きます。硬水だと肌や髪が乾燥しやすいのですが高校生の脂っぽくなりがちな肌にはその乾燥しやすい感じが逆によいのかも知れませんね。
またアメリカでは空気が日本より乾燥しているところが多いので肌の調子は水だけでなく空気も関係しているかもしれません。
そんな中、比較的自分で調節しやすいものは食べ物ですので賢く選べるように今からイメージトレーニングをおきしましょう。
アメリカホームステイでありがちな真逆の家庭2種
まったく料理をしない。全てがレンチンの家庭
ホームステイなので基本的にはその家の大人が食事の用意をしてくれることになります。アメリカの食事情はこの20年ほどでずいぶん変わりました。*アメリカの最近の食事情について詳しく書いています≫≫「アメリカ人は野菜食べないって古い!?3つの理由」
食事の様子も二極化しているといえます。料理をまったくせず全ての食事がレンジで温めるだけの家があると思えば、食に過敏になっていて全てオーガニック(有機栽培)のものだけ。それ以外の食べ物は認めないという家庭もあります。
まずは料理をしない家庭です。こういう家に当たると毎日冷凍食品やテイクアウトのピザなどを食べることになります。野菜も冷凍や缶詰のものが中心になるかもしれません。
料理をまったくしない家庭に当たるとはじめはかなりのカルチャーショックを受けるかもしれません。日本では料理をして当たり前で栄養をまんべんなく取ることが重要とされているからですね。
でもそこは意識を変えて料理をしない家に当たってもそれを楽しんでみてはいかがでしょうか。
2週間から1ヶ月ほどの短期のホームステイならこういった思いっきりアメリカンな食事をたっぷり味わえると思っていやになるまで食べるのもありかなと思います。
そうすれば日本に帰ったときに普段おうちの人が一生懸命作ってくれる3食の食事にありがたみを感じられるようになります。
それにジャンクフードを食べ続けてイヤになり、以後ジャンクフードから完全に卒業できるきっかけになるかも知れません。
ホームステイで料理をまったくしない家庭に当たったからといってなにも悪いことばかりとはいえないですね。
オーガニック(有機栽培)だけの厳格な食生活家庭
アメリカではまったく料理をしない家庭があるかと思えば全てがオーガニック(有機栽培)でないと食べ物ではないといわんばかりの家庭もあります。”こんなにも食事に気をつけられる家にあたってラッキー’’と思える高校生はずいぶん大人びているかもしれません。
たしかにオーガニック(有機栽培)ものは買えば値段も高いのでありがたいことですね。
でもやっぱり高校生ですし、せっかくのアメリカです。オーガニックにこだわる家庭にあたってもアメリカのジャンクフードやオーガニックではない食べ物を食べてみたい人もいると思います。
そんなときに特に子どもがいる家庭で注意してほしいことがあります。
もしホストファミリーに「うちの子どもたちにはオーガニックじゃないものは絶対にあげないでね」と念を押されたら、決してあげないこと。
自分で買ったりもらったりしたオーガニックでない食べ物を見せないようにしましょう。家の外で食べておしまいにする、家の中でも子どもに見つからないところに置くなどきちんとホストファミリーの意志に沿うようにしてくださいね。
ホストファミリーの子どもに「泣かれた」「しつこくお願いされた」などで「ちょっとだけね」とあげてしまうのはトラブルの元です。
ホストファミリーとのトラブルをさけるためにも厳格な食事ルールがある家ではその家庭の方針に必ずしたがいましょう。
アメリカホームステイ高校生であることを楽しむために
量を決めてジャンクも楽しもう
高校生くらいだとまだ若いということもありますし、アメリカのカラフルなお菓子や本場のジャンクフードが目新しくて心おどることもあるでしょう。
最終的には短期の2週間から1ヶ月ほどの短期ホームステイならジャンクフードも楽しみながら過ごすのもありだと思います。
私は今でもある清涼飲料水を飲むと当時の初めてアメリカに来た日々を思い出します。その独特の味が懐かしい思い出なんですね。
高校生の短期ホームステイでは食事・水・空気・カルチャーショックなど生活環境の変化で多少体重が増えたりにきびが増えることも考えられます。
でも若くて体の回復も早いので日本に帰ってから元の生活に戻れば問題も解決されると思います。
それにどんなアメリカの家庭であっても日本の家族から離れることで、日本のおうちの方々が用意してくれる食事だけでなくその存在にも今まで以上に感謝できるようになるかも知れません。
アメリカでホームステイをすることはあなたの世界観やものの見方を広げてくれるだけでなく、あなた自身をひとつ大人にしてくれるものだと信じています。
アメリカのホームステイではこれからの人生で自分で何を取捨選択していくのか考えるきっかけになりますね。
おわりに
アメリカでホームステイをする場合に高校生が気をつけたいことを食事の面からご紹介してきました。高校生のうちにアメリカでホームステイができるのはとても貴重な体験ですよね。
アメリカでは日本以上にいろいろな家庭がありますし、食事上も大幅に違います。カルチャーショックを受けるかもしれませんがそれがホームステイの醍醐味でもありますよね。
ぜひあなたの今後の生活に活かせるような小さな国際交流の場を広げていってくださいね。
あなたのアメリカ野菜生活が充実しますように♡♡♡
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