スキップしてメイン コンテンツに移動

アメリカ野菜ドレッシング種類は?変わった使い方って?

アメリカ 野菜 ドレッシング


アメリカで野菜にかけるドレッシングはどんな種類があるのでしょうか?アメリカではドレッシングの種類もたくさんあってどれが良いのか困ってしまいますよね。

また、アメリカではドレッシングは野菜やサラダだけに使うわけではないことも。それでは、どんなドレッシングがあるのか、またその変わった使い方なども見て行きましょう。


アメリカ野菜ドレッシング 「アメリカっぽい」と言えば


ランチ (「昼食」のlunchでなくranch)ドレッシング


私は個人的に”アメリカの野菜ドレッシング”と聞くとこのランチドレッシングが一番初めに頭に浮かびます。

というのも、私は昔、生のセロリが苦手だったのですが、アメリカでセロリのお供に出てくるランチドレッシングを食べてからセロリとランチドレッシングのファンになりました。

みずみずしいセロリにとろみのあるドレッシングとその濃い目の味がお互いにすごく合う気がします。

自分でも作れますが、保存期間は冷蔵庫で一週間ほどとあまり長持ちしにくいのでなるべく保存料無添加のボトル入りを買うのをおすすめします。

保存料無添加なのになぜ長持ちするのかは謎ですが・・・。材料の配合の関係でしょうか。現在も調べ中です。


ブルーチーズドレッシング


アメリカのチキンウィングス(辛い鶏手羽揚げ)のお供にはいつも生のセロリスティックとブルーチーズドレッシングと決まっています。

ブルーチーズドレッシングがないときは上のランチドレッシングでも代用できますが本家はブルーチーズドレッシングということになっています。

ブルーチーズがお好きな方はもちろん、またはチーズ自体はそんなに好きではないけれどドレッシングなら食べられるという人も多いです。

ランチドレッシング、ブルーチーズドレッシングのどちらも白っぽいドロドロしたドレッシングで素材とからみやすいのが特徴です。



アメリカ野菜ドレッシング 日本でもおなじみ 味の違いは?




イタリアンドレッシング


イタリアンドレッシングはアメリカで人気のドレッシングです。イタリア系の移民がアメリカにたくさんいるせいでしょうか?イタリアンという食のカテゴリーはどの国でも広く受け入れられていますよね。

アメリカのレストランでサラダを注文したときに「ドレッシングはどちらになさいますか」と聞かれて思わず「イタリアン」と答えたことのある方も多いのでは?

酸味のきいたイタリアンドレッシングは野菜だけでなく肉との相性も良いので、以下のレシピを覚えておくと役に立ちますよ。

これは私がとあるフルタイムの仕事をバリバリこなしているアメリカ人の奥さまから習ったイタリアンドレッシングの変わった使い方です。

〈超簡単イタリアンチキンの作り方〉


①スロークッカーに鶏の胸肉を敷き詰める。

②イタリアンドレッシングを敷き詰めた鶏胸肉にまんべんなくかける。

③弱で8時間、強で4時間加熱。


スロークッカーがない場合は、イタリアンドレッシングで数時間マリネした鶏胸肉をフライパンやグリルで焼いてもOK。

*ドレッシングは1本丸まる使っても良いですが、私はもったいないので1/3~1/2ボトル使って水分が足りなくなりそうなら水を1/4カップほど入れます。味としては十分です。



サウザンアイランド


甘酸っぱい味と薄いオレンジ色がキャベツやレタスなどの淡白な味とよく絡むので好評なサウザンアイランドドレッシング。アメリカでも主要なドレッシングの一つです。

上記のイタリアンにならんでレストランでドレッシングの種類をどれにするか聞かれて返答に困ったときにはサウザンアイランドドレッシングがあるか聞いてみるのも良いかも知れません。

日本の食卓でも良く出るので安心して食べられますよね。慣れてきたら他のドレッシングも食べてみましょう。




アメリカ野菜ドレッシング しょうが入りで懐かしい和風


味噌&ジンジャー


これら和風と思われるドレッシングもアメリカではずいぶんメジャーになってきました。

一つには味噌が市民権を得ているというところでしょうか。大豆からできた発酵食品でうまみもあることからトマトペースト感覚で少し使うだけで料理がおいしくなるところから人気が出たようです。

しょうがも東洋アジアのイメージが強いですが、アメリカではクリスマスのジンジャークッキーやジンジャーケーキなどに使われるのであながち地域限定ということでもないんですよ。



キャロット&ジンジャー


キャロット&ジンジャードレッシングは味噌&ジンジャーと同じく、スーパーでは常温陳列のボトルではなく冷蔵されているボトルで売っています。

通常のドレッシング陳列棚になければ野菜や袋サラダの陳列棚の近くを探してみましょう。

すりおろしたにんじんが入っているのでドレッシングからも野菜摂取量が期待できるためか人気急上昇のドレッシングです。



アメリカで野菜ドレッシングを作るには?


必要なのはディジョンマスタード(dijon mustard)


ディジョンマスタードはフランス系のマスタードです。ホットドッグなどにかけるイエローマスタードより酸味や辛味がまろやかなのが特徴です。

でも一人暮らしで「ディジョンマスタードを一ビン買っても使い切れないかも」とためらわれる方は納豆についてくるからしでも代用できます。

もちろんこの場合、納豆を食べるときに付属のからしを使わない方に限ります。味はディジョンマスタードを使ったときとは違いますが、節約を気にするならこの方法です。

または酸味や辛味が強いけれどホットドッグにも使えるイエローマスタードを常備するのかのどちらかですね。

私はディジョンマスタードのまろやかさが好きなので、ディジョンマスタードを常備して必要があればホットドッグにも使ったとしても問題ありませんけどね。



【超基本のヴィネガレット(vinaigrette:酢ベースのドレッシング)作り方】


〈材料〉

●酢(できればレッドワインビネガー)大2

●マスタード(できればディジョン)小2

●塩 小1/2

●こしょう(お好きなだけ)

●オリーブオイル(できればエクストラバージンオリーブオイル)1/3~1/2カップ



〈作り方〉

①上記上から4つの材料をボウルなどに入れる。

②オリーブオイルを入れながら小さい泡だて器などですばやく混ぜる。



〈コツ〉

マスタード油と水を混ぜる乳化剤の役目なので必要です。

●フタつきのジャーや密封できるコンテナーがある場合は材料を全て入れ、15秒ほど上下に激しく振って乳化させます。余ったドレッシングもそのまま保存できて便利です。

●おいしくないと感じるときは塩が足りないときです。もう少し塩を足して味見してみてください。



おわりに


アメリカの野菜ドレッシングの種類と、簡単なヴィネガレット(酢ベースのドレッシング)の作り方をご紹介してきました。

いつまでも何十年も前の製品が同じ感じで売られているアメリカで、ドレッシングは例外に感じます。

毎年変わった種類が発売され、流行も発生しているのでドレッシングを色々試してみるのは楽しいですよ。


関連記事
「アメリカサラダ野菜|レタス6選!」

「アメリカ野菜|生で食べる?度肝を抜かれる野菜6選!」



あなたのアメリカ野菜生活が充実しますように♡♡♡

コメント

このブログの人気の投稿

アメリカじゃがいも|種類ありすぎ!使い方は?【保存版】

アメリカのじゃがいもは種類がたくさんあって使い方がわからずにいませんか? また、どのじゃがいもがどんな料理に合うのか悩みますよね。 日本の2大じゃがいもである、 ● 男爵(だんしゃく)・・・ほくほくして煮崩れし易い ●メークイン・・・しっとりして煮崩れしにくい と覚えましたがアメリカのじゃがいもはどうなのでしょうか。煮崩れしにくいじゃがいもはどれ?逆に、煮崩れしやすいじゃがいもは? 今回は私の在米生活で学んできたアメリカのじゃがいもの種類とそれぞれの使い方をご紹介します。 1.アメリカで一番出回っているじゃがいも ラセットポテト / russet potato ●別名その1:baking potato(ベーキングポテト)=焼き料理に向いているため    ●別名その2:Idaho(R) potato(アイダホポテト)=同じラセットポテトでもアイダホ州で収穫されたものだけが「アイダホポテト」と呼ばれる権限があります。 *(R)は登録商標です。 ●向いている料理法:オーブン・グリルで焼く、油で揚げる ●特徴:価格が安い、ほくほくしている(粉ふきいも、コロッケ向き)煮崩れしやすい アメリカのじゃがいもの中で一番安価で一番出回っているじゃがいもです。 だいたい大きさがそろっていることが多いので使いやすいのですが、煮物や汁物に使ってしまうと溶けてしまうほど煮崩れしやすいので注意してください。 私は味噌汁に入れてよく溶かしてしまっています・・・。 食感はほくほく系で日本の男爵 なんですけれどね。 ラセットポテトはオーブンやグリルで焼いたり油で揚げたりする調理法が賢明です。 また、レストランなどで皮付きのフライドポテト(フレンチフライ)が出る場合はこのラセットポテトを使っています。 2.アメリカのじゃがいも万能選手 イエローポテト / yellow potato ●別名1:Yukon Gold (ユーコンゴールド) ●別名2:All-purpose (オールパーパス / 多目的)potato ●向いている調理法:ほぼ全て ●特徴:若干しなびやすい アメリカで 煮物やカレー を作りたかったらこのイエローポテトを使いましょう。じゃがいも自体はしっかりしてい

アメリカ野菜で代用できる和食向き野菜5選!

アメリカで生活している限り、野菜の代用を余儀なくされることがあります。 日本でも定番のじゃがいも、にんじん、玉ねぎなどは 「アメリカ|スーパーで日本と同じ野菜【使い方のヒント付】」 書きましたがアメリカでも売っています。でもいくつかの野菜は 似て非なるもの だったりします。 今回は多少日本の野菜と似ているからこそ同じように使えるアメリカ野菜の代用品をご紹介します。   アメリカ野菜 かぶの代用は?   turnip(ターニップ) アメリカのかぶは日本のかぶより2、3倍大きいものも多いです。 茎に近い部分が紫色で実は苦味が強く、そのまま使っても苦味が強く出てしまいます。 苦味が好きな方はいいですが 生食でも甘みのある日本のかぶをイメージしないほうがいい ですね。 味が薄めで油を使わない味噌汁など使う時は一度お湯で ゆがいて から(煮たお湯を捨てる)と多少アメリカのかぶの苦味が薄れます。 かぶのクリーム煮やトマトソース煮など こってり系で油を使う料理法 の方が苦味を感じることも少ないです。   アメリカ野菜 白菜の代用は?   savoy cabbage(サヴォイキャベッジ) 白菜の代用のサヴォイキャベツは今回の私のイチオシです。このサヴォイキャベツはまさにキャベツと白菜の中間なのです。 白菜の代用だけでなくキャベツの代用としても使えて とても便利です。 しかも、1パウンド(約450g)あたり$1.5(約150円)前後かそれ以上する白菜に比べ、このサヴォイキャベツは$0.7~$0.8(約80円)ほどと 値段も白菜の約半分 です。 また白菜はだいたいどのスーパーでも見るようになりましたがまだまだある時とないとき、質が悪かったりあまりに小ぶりだったり、となかなか「これは!」と思うものが見つからないときが多いです。 それに比べこのサヴォイキャベツは継続的に店頭に並びますし、品質も安定しています。使ったことのない方は是非使ってみてください。 サヴォイキャベツ利用に際しての注意ですが、 白菜やキャベツより葉が硬い ので 生食にはむいていません 。   アメリカ野菜 長ねぎの代用は?   leek(リーク)   長

トマト赤くならない冬の対処法と青トマトの活用レシピ3選

トマトは冬になるとなかなか赤くなりませんよね。気温が下がると家庭菜園のトマトは青い実がただ単に 何日もぶら下がっているだけ 。 そこから先、熟す様子もありません。そのうちに霜が降りると青いまま凍ってしまい、暖かい日が来ると解凍されてぐちゃぐちゃ。 そんな、トマトが赤くならない冬にどうしたらトマトを赤くできるかご紹介します。最悪どうしてもトマトが赤くならない場合の簡単レシピも3つつけました。是非最後までご覧ください。 トマト赤くならない冬 実を取って放置   キッチンカウンターの上などで様子見 トマトは花が咲いて実がなり、赤なるまでに 累計で800℃~1200℃の温度が必要 なんだそうです。 もちろん、 累計(少しずつの合計数) でなければならないので、トマトをガラスが溶けるような高温にさらしたからと言って一気に熟すわけではありません。 累計温度が積み重なるので毎日暑い夏はトマトが赤く熟すまで時間がかからないわけですね。逆に冷夏だと日照時間が少ないうえに累計温度も上がっていきません。 それで 冬はなかなか赤くならない わけです。 外では暖かい日が少なくなるだけでなく、トマト自体が凍結の可能性も。 それなので、気温が下がってきて「もうこれ以上青いトマトを取っておいても凍ってしまうだけだ」と判断した日に青いトマトは 全部取って しまいましょう。 私は一度家庭菜園のトマトの木にトマトをならせたまま凍らせてしまいました。 暖かくなった日に解凍されたらぐちゃぐちゃになった上、一日放っておいたら変なにおいもして食べられる状態ではなくなってしまいました。 カウンター上で追熟が進む そんなわけで、秋も終わる頃に「まだ自然に放っておけば赤くなるかも」と望みを込めたトマトも寒い日がここそこに出てきたら 取ってしまうのが一番 です。 なぜなら今度は凍結の恐れが出てくるから。凍結してしまえば家庭菜園のトマトは全部ダメになってしまいます。 ここで一か八か青いトマトを全部取って、 今シーズンは終了 ということにします。 私の今シーズン最後に収穫した青い7個のミニトマト。腐るわけでもなくすぐに追熟するわけでもなく、ただただ2ヶ月青いままカウンターに鎮座していました。 するとあ