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アメリカ野菜料理|ホリデーシーズンに使える!【パッと見レシピ】

アメリカ 野菜料理



アメリカの野菜料理ってどんなものがあるのでしょう?肉料理のイメージがとても強いので野菜料理と言えばサラダくらい?と思われがちですが、日本人になじみのある野菜や料理でもちょっとしたものを加えるだけでアメリカの野菜料理の味になるんですよ。

アメリカの野菜料理に必要なスパイスやハーブも書き添えておきますのでできれば少しそろえてみるといいかもしれませんね。それではどんなものがあるのか見てみましょう。



アメリカ野菜料理 加えるだけでアメリカ味に変身!?



アメリカ 野菜料理

コールスロー / coleslaw


日本でもコールスローは食べたことがある方が多いかもしれません。基本的にはキャベツをマヨネーズで和えればできる料理ですよね。

でもアメリカのコールスローはなぜか「アメリカの味」がするんです。理由は加えられているセロリシードというセロリの種。これがアメリカのコールスロー独特のほのかなセロリの味をつけてくれておいしいんです。

日本のコールスローと一味違うコールスローを試したい方はスーパーで塩こしょうなどが買えるスパイスセクションで乾燥セロリシード(celery seeds)を探してみましょう。

全体に薄くかかる程度をコールスローの上に撒いて混ぜるだけでアメリカ風のコールスローに変身します。


〈材料〉
①刻んだキャベツ
②刻むかチーズ削りで削ったにんじん(キャベツの半量以下の割合)
③マヨネーズ(アメリカのクリーミーな味が嫌な人は酢を大さじ1~2足す)
④塩こしょう
セロリシード(全体にふりかける)
 


〈作り方〉
①~⑥ を混ぜて冷蔵庫で1時間味をなじませれば出来上がり。
アメリカのキャベツは固いのではじめに塩をかけてしんなりさせてから他の材料を混ぜてもいいです。





アメリカ野菜料理 じゃがいも料理がおしゃれに変身!



アメリカ 野菜料理


ハッセルバックポテト / hasselback potato

元々はスウェーデン料理のハッセルバックポテト。数年前にアメリカに紹介されてから爆発的な人気が出て認知度が急上昇した野菜料理です。

アメリカ料理で大人気のフレンチフライ(フライドポテト)と同じような味なのにちょっと手間暇かけただけでとってもおしゃれ

ということでアメリカのホリデーシーズンの料理の付け合せに良く登場するようになりました。

唯一のデメリットは作る行程が繊細で時間がかかるところなのですが、出来上がったハッセルバックを見るとそのヒダヒダの美しさに作る苦労が報われます。時間はかかっても挑戦してみる価値があるアメリカの野菜料理です。

 

〈ハッセルバックの作り方☆一時間半くらいかかることを覚悟!

①オーブンを420-425°F(220-230℃)に余熱。

好きな種類のじゃがいもを洗って水気を取る。

③じゃがいもの下側をつなげたまま表面を薄切りにしていく。


*ハッセルバックポテト用じゃがいも切り方のコツ*

〈用意するもの〉
木のスプーンや菜ばし2本

〈方法〉

まないたの上にのせたじゃがいもの向こうとこっちに木のスプーンや菜ばしをそれぞれ一本ずつ並行に置いてからじゃがいもをきります。これがじゃがいもの下の部分のガイドになるため、途中でじゃがいもを真っ二つにしてしまう悲劇を防げます。


④オリーブオイルや溶かしバターなどをヒダヒダ一枚一枚にたっぷり塗っていく。

⑤耐熱容器にのせたじゃがいもに塩こしょうをする。

⑥オーブンで30分焼く。

⑦一度取り出し、再びオリーブオイルや溶かしバターを塗る。この時くっついているヒダヒダはなるべく分けるようにする。

⑧再びオーブンに入れて30-40分焼く。

⑨良い焼き色がついて、ハッセルバックポテトにナイフや串がすっと通るようになったら完成。

*ハッセルバックポテトに合うハーブ*

●ローズマリー(ローズマリーに合うのは細かく削ったレモンの皮)
●タイム
●オレガノ

細かく刻んだハーブをじゃがいもに塗るオイルに混ぜてもいいですね。ローズマリーにはさっぱりとしたレモンの皮を削ったものも合いますよ。

*できあがったらすぐに食べましょう。
しんなりしてしまうと残念です。



*皮付きのじゃがいもを使った場合は特にできたてがパリパリしていて最高です。


 

アメリカ野菜料理 オクラだけでクレオール料理に!


アメリカ 野菜料理

ガンボ / gumbo

アメリカ南部料理のスープにガンボがあります。厳密に言うとケイジャン風とクレオール風に分かれ、地域や歴史的違いにまで枝分かれしていくのですが、そこまでたどらずとも要は具だくさんでとろみのあるアメリカ南部風野菜スープです。

鶏肉を入れたりシーフードを入れたりするのが一般的ですが、そのとろみの決め手はオクラ。オクラ自体がアフリカ原産でありオクラという名前はアフリカはガーナで話される言葉の一つが語源だそうです。

英語でもokura(オクラ)と呼ばれるのでスーパーで探すのは簡単です。どのスーパーでも置いてあるとは言えませんが、大型スーパーや国際色豊かなスーパーには置いてあります。

生鮮野菜のオクラがなくても冷凍野菜のオクラはほぼどこのスーパーでも見つけられると思います。

私はオクラは日本語だと思っていたのでアフリカの言葉だったと知ったときの衝撃は今でも覚えています。日本語だと思っていたらロシア語だったイクラと同じ感じですね。


〈作り方〉お好きなスープを作るときにオクラを加えるだけ。
それだけでガンボ風に!

*野菜で具だくさん、鶏肉はモモ肉にするのがガンボ流。
*下で紹介するコラードグリーンを入れるのも南部っぽい!


アメリカ野菜料理 南部発ソウルフードは白ご飯にも合う!

アメリカ 野菜料理

コラードグリーン / collard greens(発音は”カラード”のほうが近い)

コラードグリーンは日本のソウルフードである白いご飯にも合うのでおすすめです。缶詰が手っ取り早いのでおすすめしましたが、生鮮野菜のコラードグリーンが手に入れば家で作るのも簡単です。

材料も難しいものは何もなく、家で常備しているものばかりですので一度はコラードグリーンの煮物を手作りしてみてはいかがでしょうか。

このコラードグリーンは白いご飯に合うだけでなく、うどんが手に入るならうどんにも合います。是非アメリカ南部の野菜料理であるコラードグリーンをからめて食べてみてください。日本とアメリカのソウルフードがつながったようで感動しますよ。



〈コラードグリーン材料〉

①コラードグリーン(1束・・・「束」の大きさが店によって違うのが難点)
②オリーブオイル
③ベーコン3~4枚
④玉ねぎ薄切り1個分
⑤にんにくみじん切り1~3かけ分(量はお好みで調節)
⑥チキンブロス1/ 2カップ~1カップ程度

〈コラードグリーン作り方〉

●コラードグリーンは良く洗って横向きに置く。葉が大きいのでクルクルと巻き上げて端から1.5-2cm幅に切っていく。

●大きな鍋にオリーブオイル少々。細切りにしたベーコン(鍋に対し4枚分くらい)をカリッとするまでいためる。ベーコンから出たあぶらを鍋に残しベーコンだけ引き上げる。

●同じ鍋に薄切りの玉ねぎを入れる。玉ねぎをしんなりさせるため塩少々入れて少し茶色くなるまで炒める。にんにくのみじん切りを入れて更に少し炒める。

●チキンブロスなどのだし入り水を鍋の下から4cm程度入れる。(調理中コラードグリーンから水気が出るので入れすぎない。)

●だし入りの水が沸騰したらコラードグリーンを入れる。

●弱火で45分程度煮たら、味をみて塩こしょうをする。

●カリカリベーコンをのせてできあがり。

〈コラードグリーンのバリエーション〉

*柔らかいベーコンがお好きな方は始めにベーコンをいためて脂を出したときに、ベーコンを取り出さずに鍋に入れたままでOKです。

*ベーコンの他にブロックのハムをお好きな大きさに切ったりちぎったりして入れてもおいしいです。

*最後にちょっとだけレッドワインビネガーを入れると味が引き締まります。

*ほんの少しレッドペパーフレーク(唐辛子のフレーク)を入れてもいいです。少量であればお子さんでも辛いと気づきません。




アメリカ野菜料理 肉なしなら「チリコンカン」と呼べない?




アメリカ 野菜料理

チリビーンズ / chili beans

キンコンカンとなる鐘の音に似ているので「チリコンカン」ってなんだか楽しそうだけど一体どんなアメリカ料理なんだろう、と思う方もいらっしゃると思います。

●スペイン語でchili con carne (チリコンカン)
●英語でchili with meat    (チリウィズミート)
●日本語で「入りチリ」  (ニクイリチリ)←ふざけすぎですか。

となります。大体の場合は牛ひき肉とキドニービーンズ*ですから、ベジタリアン(肉抜き)でチリコンカンを作った場合、正確にはチリコンカン(肉入りチリ)とは呼べないわけですね。豆(ビーンズ)を前面に出してチリビーンズとしたほうがいいのです。

*キドニービーンズ=小豆に似た赤い色で腎臓に形が似ていることからこの名前で呼ばれる豆のこと。日本語では「いんげん豆」と訳されることが多いですが、緑のいんげん豆は普通英語でgreen beans(グリーンビーンズ)と言います。



アメリカ 野菜料理

〈チリにはチリパウダーが欠かせない〉


チリのように煮て使うキドニービーンズといんげんまめ(グリーンビーンズ)はイメージが違います。

このスープと煮物の中間のようなドロッとしたチリですが、チリパウダーが味の決め手です。ちょうど日本の七味とうがらしのように色々なハーブやスパイスが一緒に入っています。生産者によって若干の違いはありますが、大抵は唐辛子の他に以下のような材料が入っています。

●塩
●クミン
●オレガノ
●にんにく

などがバランスよく入っているスパイスです。このチリパウダーはチリだけでなく卵焼きやサラダにも入れて使えるので気に入った方は色々な野菜や料理に一振りしてみると良いですね。

ただ、チリパウダーには配合された時点ですでに塩が入っていることが多いのでチリパウダーの他に塩を足す時は塩辛くなり過ぎないように注意しましょう。


おわりに

アメリカの野菜料理でも日本の料理とそんなに変わらないことをお伝えできたでしょうか。多少のハーブやスパイスの見直しだけで肩肘張らなくてもアメリカ野菜料理を作ることができます。

発掘していくと意外と日本人が気になる観点である”白いご飯に合うおかず”もたくさんあります。アメリカ野菜料理は日本の料理と味が違いすぎてダメと思わずに色々食べていただけたらなと思います。



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あなたのアメリカ野菜生活が充実しますように♡♡♡

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